岩波新書 VS 中公新書 8番勝負フェア

書店で本を探していたところ(探していたのは法律書だったんだけど)、次の本が目に留まりました。


今、岩波新書VS中公新書で8番勝負フェアというのをしていて、外国語対決で推薦されている本です。
ずっと前にKindle本で購入済み。
もう一度読み直しました。

英語を教えていると基本路線について、迷うことがあります。
例えば、授業をするときにどの程度英語を使うか。
いつから英作文をしてもらうか、等々。

この本を読みなおし、もういちど基本路線について確認することができました。
-英語を外国語として学ぶ。
-本の音読を中心にすえる。よく読み、よく聞く。

ちなみに、対する中公新書の本はこちら。


英語をもっと上手く使いたい大人(高校生以上くらい)向きの本でした。

PhonologyとOrthography

ちょっとマニアックですが、音節の6タイプについて調べていて、次のサイトに行き当たりました。

http://www.readingrockets.org/article/six-syllable-types

音としての音節と、スペルとしての音節の関係について、概念を整理して紹介してくれているのが、Figure 5.1.のHourglass Depiction of the Relationship Between Awareness in Oral Language and Written Syllable Decoding(話し言葉と音節の関係をあらわした砂時計)の図。
うまく用語が整理されていてとてもわかりやすい。

話し言葉と音節の関係について、次のふたつを軸に整理してくれています。
Phonology 音韻法
Orthography つづり法

日本では、英語を学習するにあたって、この二つについてなかなか学習する機会が無いんですよね。
だから、フォニックスが新鮮に感じられる。
特に、ジョリーフォニックスは、PhonologyとOrthographyを子どもに教えるためのプログラムとして順序立ててうまく教えてくれるので、勉強になる。

ただ、英語を学習するうえで、PhonologyとOrthographyにどの程度重きを置くかは難しいところだと思います。
その点、Core5というプログラムがLiteracy(読み書き能力)のために、どのような事項をどの学年で学習するのか、細かに説明してくれています。

http://www.lexialearning.com/products/core5/scope-sequence

pdfのダイレクトリンクはこちら。
http://www.lexialearning.com/sites/default/files/Scope_Sequence.pdf

Phonologyにあたる、Phonological AwarenessとPhonicsを学ぶのは、幼稚園から2年生まで。
3年生以上は文の構造とか、流暢さ、文の理解などに重きが置かれています。

当教室も、フォニックス以外の部分の学習を早めに増やすため、今年からはジョリーフォニックスの42音の進度をかなり速めようと思っています。
速く進めて、語い、文、文法の学習に、できるだけ早く入っていきたい。
ただ、速く進める代わりに、復習をいつまでも、しつこくする予定です。

結局、音節をどのように教えていくか・・・については、まだまだ思案中。
まずは、私自身の頭の中をしっかり整理しなくては。

Parent Roadmap 算数

先日紹介した親のための教育ガイド(Parent Roadmap)、英語と算数の二種類があります。
算数の方はこちら。
http://www.cgcs.org/Page/244

算数の方を読むと
「そんな風にサポートするのか」
というより
「そういう風に英語でいうのか」
と、私の英語の勉強になっています。

たす Addition
ひく Subtraction
比較 Comparison
かける Multiplying
わる Dividing
文章題 Word problems
分数 Fraction
掛け算の暗記 Multiplying numbers from memory

読んでいて?だったのが Place Valueという言葉。
これは、831という数字を見て、100が8個、10が3個、1が1個とわかることだそうです。
日本語だと「桁」の概念ということになるんでしょうか。

算数の力をつけるために、親としてどのようなサポートができるのか。
ちょこっと意訳を載せておきます。

小学1年生
-卵を使うときに、何個あって、いくつ使って、いくつ残っているか聞く。
-「ある数字があります。5を出すと11になります。ある数字というのはいくつでしょう?」と質問する。
-15になる数字の組み合わせを聞く。10+5, 7+8, 5+5+5
-「私は7円持っています。お兄ちゃんは5円持っています。お兄ちゃんが私と同じお金を持つには・・・あと2円必要ですね。」というような会話をする。
-算数が難しいと文句を言っているときには、コツコツ頑張るように声をかける。
-「できた!」らほめる。

すっかりCommon Core State Standardsの回し者になっていますが・・・勉強になりますよね!

本年度の募集は終了。次の新規開講は来年4月です。

結局本年度は高学年クラスは開講せず。
低学年クラスのみの開講になりました。

来年(2018年)も、一クラスは新規開講しようと思っています。
来年も低学年クラスのみの開講になると思います。

既に来年度分の入会予約を受け付けております。
当教室に興味のある方は、まずは体験レッスンをお願いします。

開講予定曜日等はお問い合わせの際、返答させていただいています。

英会話系こども英会話教室、塾系こども英語教室、色々ある中で、当教室を選んでいただき、嬉しいです。
昨年度からオリジナル教材を導入し、EFLとしては壁だったジョリーフォニックスの42音後も非常にスムーズに授業を行えていると感じています。
生徒が、「この本なら読める」と言ってくれるのが、いちばん嬉しいですね。

当教室は「英語の本を読む」ということを中心に据えていますが、本当に英語の本を楽しむためには、英検3級程度の実力が必要だと思っています。
みんなをそこまで連れていけるように。
これでいいと現状に甘えず、工夫を惜しまず、結果が出せるように、頑張ります。

親のための教育ガイド アメリカ版

Common Core State Standardsで情報を探していたら、親のための教育ガイドを見つけました。

こちら。
http://www.cgcs.org/Domain/36

子どもの年齢に応じて、言葉の力をつけるために、親として家でどういうサポートをしたらいいか書いてくれています。
意訳ですが、参考に紹介しておきますね。

幼稚園
-毎日15分は本を読みましょう。
-どんな話だったか順を追ってふりかえりましょう。
-その本はどういうメッセージを伝えたかったのか話し合いましょう。
-日々の生活の中で語彙を増やす努力をしましょう。
-図書館の利用カードを作りましょう。
-コンピューターを使って読むことに対する興味を持たせましょう。

1年生
-自分で本を読むことができるような環境を作ってあげましょう。
-子どもが興味を持っていることに関心を持ち、子どもの興味に合う本を与えてあげましょう。
-親も本を読みましょう。
-家族全員で読書に関心を持ちましょう。
-図書館の利用カードを作りましょう。
-コンピューターを使って読むことに対する興味を持たせましょう。

とにかく、こどもが「読む」という行為をするように、環境づくりをする、ということですね。
本を読んだ後の振り返り方・・・とても参考になりました。

MamiECと英検について

新年度に入り、英検についての質問も多いので、MamiEC英語教室での英検の取り組みについて、基本的な方針を紹介しておきたいと思います。

1.教えるべき事項の指標として利用
MamiEC英語教室では、Jolly Phonicsの42音を出発点として英語を教えています。
42音後は、オリジナルのデコーダブルブックス(フォニックスの知識で読みやすい本)を使って学習しています。
このデコーダブルブックスを読む際、ただ音読するだけではなく、文法を学んだり、語いを増やしたり、会話の練習もできるように工夫しています。
どのような文法事項を教えるか、どのような語彙を習得してもらうのかについて、英検や中学英語を参考にしています。

2.生徒の英語力を把握する方法として利用
生徒がどの程度英語ができるようになったのかを知る方法として、英検模試を利用します。
英検5級、4級については、受かったとしても特典は少ない級だと思います。
ただ、全くの初心者がステップを踏んで英語力をつけるために使うツールとしては、最適だと考えています。
英検は年3回しか開催していませんので、英検模試を利用し、当該級に受かる実力がついているかどうか、チェックしていきたいと思っています。

3.英検対策
当教室では、「本を読む」ことを中心に授業を行っています。
本を読むことによって英検に受かる力をつけてもらい、英検対策の勉強は最小限にしたい、というのが本音です。
オリジナルのデコーダブルブックスをある程度進めた段階で、短期集中で英検教材を用いた英検の勉強をし、その後英検模試を受けていただきます。
小学生については英検5級から、中学生については英検4級から、学習していきます。

ジョリーフォニックス、広まっていますね。

先週末は大阪市内のインターナショナルプリスクールにて、ジョリーフォニックスのトレーニングを行ってきました。
スタッフ全員で受けられ、受講後、今後どのようにプログラムを使っていくか、話し合っておられました。
以前は違うフォニックスプログラムを使っておられたのですが、ジョリーフォニックスに切り替えられたそう。
スタッフの方々が仲が良く、とてもいい雰囲気のプリスクールで、私も近くに住んでいたら子どもを通わせたいなと思いました。

今年度、奈良市内でも「ジョリーフォニックス」を前面に出した英語教室がオープン予定だそうです。

ジョリーフォニックス、広まっていますね。

ジョリーフォニックスが広まってくると、今年度からはじめた「勉強会」のような活動が、より重要になってくると思っています。
オフレコで、実際のところを思いっきり話し合いましょう!
わたしも「実際のところ」をバンバンしゃべっております(だからオフレコにしてほしい(笑))。

勉強会の情報はこちら。
http://www.mamiec.com/jolly-phonics/#teach
ジョリーフォニックスを知っていることが前提となっていますので、ジョリーフォニックスについて、ひととおり知識のある方にご参加いただきたいと思います。

なお、8月については、たっぷり時間をとっていますので、植田の方からは、ジョリーミュージックも紹介できたらと思っています。
6月の勉強会にて提案し、参加者の皆さんとも話し合って内容を決めたいと思います。

Phonemes,Graphemes,Morphemes

Jolly Phonicsで最初に教えるのは、42音のレターサウンズ。
レターサウンズを学ぶことで、英語の音の最小単位、音素(Phonemes)を学べるようになっています。

どの音をどの文字であらわすかは、Graphemesといいます。
pieのieの音だとigh, i_e, yなどがグラフィームになります。

Jolly Phonics、特に42音のレターサウンズとオルタナティブスペリングに関しては、PhonemesとGraphemesを学習している、ということになります。

そしてJolly Grammarに入ると、もう一段上の概念が出てきます。
Morphemesです。
例えばunpredictableだと、un pre dict ableの四つの部分に分かれます。
(1)un がnotの接頭辞
(2)preが前の接頭辞
(3)dict書く
(4)able できるという形容詞をつくる接尾辞
un pre dict able、それぞれの塊がMorphemeです。

そういえば、PhonemesもGraphemesもMorphemesも、emesで終わるなぁと調べてみたら、
-emeというsuffixがあり、単位という意味らしい。

Morphemesに詳しくなれば、語い数が飛躍的に伸びそう。
ただ、かなり勉強しないといけない・・・。

語源を調べるには、こちらの辞書サイトが便利です。
http://www.etymonline.com/

ジョリーフォニックス勉強会

金曜日はクレオ大阪西にて、ジョリーフォニックスの勉強会を行ってきました。
今回の議題は、「Jolly Phonicsの導入時期、進度」でしたが、それ以外にも色々な話題を話し合いました。
内容を報告したいところですが、自由に議論をするため、話し合いの内容はオフレコとさせていただきました。
わざわざ勉強会に参加してくださるみなさんは、やはり熱心!
熱い思いも、お話していただきました。

勉強会後、成り行きで(笑)、二人の先生がMamiECの授業見学に来られ、2レッスン見学していただきました。
ジョリーフォニックスの授業も見ていただけましたし、
ジョリーフォニックス42音後の生徒の頑張りも見ていただけたのではないかと思います。

次回の勉強会は、「42音を教える際の工夫」が議題です。
6/17午前中にクレオ大阪西にて行います。
6/17も植田が幹事をしますので、参加ご希望の方はメール連絡お願いします。

アルクの語彙表

MamiECのオリジナル語いブック Akita Word Bookも7巻まで作成しました。これで350語。
Phonics with Akitaと同様、Jolly Phonicsのレターサウンズを発音記号として使っています。
aw, air, earなど42音に無い音は、Akitaに合わせました。
ということで、ブレンディングができていれば、初見でも単語が読めるんですねー。

生徒の中には、真剣にWord Bookに取り組んでくれる子もいて、嬉しいですね。
もちろん嫌がっている子もいます(笑)。

引き続き、色々な語彙リストを探しているのですが、英語教材で有名なアルクのサイトにも便利な表がありました。
1万2000語を1000語づつ、紹介してくれています。

リンクはこちら。
http://www.alc.co.jp/vocgram/article/svl/

必須単語だけで1000語。

東京都中学校英語教育研究会でも、まずは基本語彙1000語のとりくみについて議論されているので、やはりまずは1000語を目標に教えていかないといけないと思っています。

東京都中学校英語教育研究会のホームページはこちら(語彙リストダウンロードできます)。
http://www.eigo.org/kenkyu/index.htm