さぁ、語彙攻略。

語い強化のために、「これだけは絶対!」リストを作っております。
とにかく基本単語と言われるものを入力しまくり、abcソートしてピックアップ。

データとして使ったのは次のとおり。

-Dolch Sight Words List

-Fry Sight Words List

-Top 150 Written Words

-JACET8000英単語

-英検3級でる順パス単

-ターゲット でる順1800

こうやって単語リストを作っていると、Tricky Wordsの役割が本当によくわかります。
「重要」な単語で「読みにくい」単語。
本当にそのとおり(笑)。

MamiECでの基本「絶対」単語は500語程度にする予定です。
500という単語は、とっても少ないと思います。
けれども「絶対」単語として確実に授業で取り上げ、覚えてもらうためには、大きな数字を挙げても達成できるかどうかが疑わしい。

語いの取り組みは4パターンの予定です。
(1)デコーダブルワーズとして、デコーディング・ブレンディングに使用する単語として紹介。
名詞、動詞はできるだけ、この方法で行きたいと思っています。
42音の段階でもできるだけ語彙を増やしてもらう!
また絵を描かなくては(笑)。
(2)Akitaの関連単語として紹介
(3)Songbirdsなどのデコーダブルブックスの関連単語として紹介
(4)以前行っていたMy Dictionaryというオリジナルアクティビティのように、オリジナルの語彙強化教材で学習。

教材も色々使い込んでいるので、単語を見た途端、「あぁ、あそこに出てたなー。」とわかるようになってきてしまいました。Akitaにいたっては、Tricky Wordsを入れ込むために、練りに練ってますからね・・・(笑).
有機的に教えていけたらと思っています。

基本方針・コース設計 マイナーチェンジ

4月が近づいてくると、気が引き締まりますね。
Jolly Phonicsの42音を出発点とした英語教室として、昨年末から大胆にカリキュラムを変更しています。
これまでの経験を踏まえ、基本方針・コース設計をまたまたマイナーチェンジしました。

まずは、基本学習項目として、
1. フォニックス
2. 文法
に加え、
3. 語い
を加えました。

コース設計については五段階とし、最終段階はずばり「多読」としました。

http://www.mamiec.com/courses/

第1段階(42Letter Sounds Group1-3)
 文字と音の関係(フォニックス)の学習。
第2段階(42Letter Sounds Group4-7)
 フォニックスの学習。デコーダブルブックスで文にも挑戦。
第3段階(Phonics with Akita1-24)
 フォニックスの学習、文法、語彙、会話学習。
第4段階(Phonics with Akita25-30, Tricky Words and Alternative Spellings)
 フォニックスの学習、文法、語彙、会話学習。
 重要な単語で読みにくい単語について総復習。
第5段階(多読, Jolly Grammar)
 デコーダブルブックスを用い、読解学習。
 Jolly Grammarの学習。
語いについては、MamiEC英語教室としてリストを作り、どの単語を教えているのか、管理していきたいと思っています。
また、Jolly Grammarについては、Phonics with Akitaで文法を教えていることもあり、導入を急がず、十分にデコーダブルブックスを読んでから導入したいと思います。

まだまだオリジナル教材を作成しなければいけませんが、気を付けたいのが、「体系的に整っていること」
つまづいたときに、戻って学習すれば挽回できる。そのような教材づくりをしていきたいと思います。

中学入学に向けて 6年生の集中レッスン。

先週から中学入学を控えた6年生の集中レッスンを行っています。
内容は次のとおり。

Jolly Phonicsの42音を教え、SongbirdsのStage1を読み、大文字とアルファベット順を教え、
No Nonsense Phonicsもはさみながら、Akita12までを教える。

各教材の役割は次のとおり。
-42音 英語の文字と音の基本を知る。
-Songbirds Stage 1 文としての音の変化を学習するとともに、「本読み」の第一歩のための教材として使用。
-大文字とアルファベット順 辞書の使い方も学び、自ら学習できるようにする。
-No Nonsense Phonics 42音学習後も、ひきつづきデコーディングとブレンディングの練習をする。
-Akita 品詞、文型、時制、Tricky Words, Alternative Spellings, 基本語彙、英会話の学習をする。

第3グループまでは荒業(笑)で、一回に一グループ進んでいます。
第4グループからは少しペースを落とす予定ですが、熱心について来てくれているし、ブレンディング・セグメンティングもできているので、ぐんぐん行けるんではないかと思っています。
Akitaのおかげで、Jolly Phonicsの42音を出発点とした日本人向けのカリキュラムが整ってきたので、本当に教えやすくなりました。
Akita、感謝。

時間があれば、Tricky Wordsの関係もあり、Akita16まで行けたらと思っています。
4月までにどの程度伸びてくれるか・・・楽しみ!

小学校教育 イギリスのテストSATs

自分の英語学習用に利用しているrarejobの記事教材が、イギリスの新しいテスト-SATsの記事だったので興味深く、少し調べてみました。

BBCのニュースサイトでも詳しく紹介されています。

テストについての紹介

http://www.bbc.com/news/education-36682743

結果の分析

http://www.bbc.com/news/education-36712029

http://www.bbc.com/news/education-38315195

日本に例えていうと、新指導要領に基づき、小学校6年生に新しい全国統一テストを課したところ、基準に達した生徒は、53パーセントだった・・・ということらしいです。

日本でも教育の大改革が行われていますが、いちばん大事なのは、現場にきちんと行き届くのかということだと思います。
政府が旗を振ったものの現場がついてこなければ、このような結果になってしまうんでしょう・・・。
日本でも現在進行中なだけに・・・他人事じゃない内容ですね。

時制と相・・・相!?

新指導要領、現在、パブリックコメントを募集中です。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185000878&Mode=0

小学校の学習指導要領案をみると、SV, SVC, SVOの文型までを入れていました。
私の考え方と似ていて、なんだかびっくりしてしまいました。

中学校の学習指導要領案も興味深くチェックさせていただきました。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000154641

小学校で学ぶ単語は、600から700語。
中学で学ぶ単語は、それに加えて1600から1800語。
単語集、辞書、ドリル等々、2020年に向けて、小学生、中学生向けの英語教材がどんどん充実しそうですね。

さて、中学校の学習指導要領案を読んでいると、時制と「相」という項目が。
・・・相!?

Jolly Grammarでは、横軸に、Past – Present – Futre
ときて、
縦軸に、Simple – Progressive – Perfect
ときます。
この縦軸の方(特にProgressiveとPerfect)が「相」というようです。

ひっくるめて時制だと思っていた・・・。
英語はやっぱり奥深いなぁ。

Decodable Booksの活用 Jolly Grammarの段階で。

Jolly Grammarのクラスについては、Akita12巻まで教え終わったので、
早速新しい方法で、Decodable Booksを活用しはじめています。

先日紹介した、National Reading Panelのセオリーに従い、次の4点に気を付けた活用です。

– Fluency
– Guided oral reading
– Teaching vocabulary words
– Reading comprehension strategies

中でも重点項目は、vocabularyとcomprehension。
Decodable Booksについて、単語やフレーズを、確実に確認し、
comprehensionについては、会話形式で確認していく。
力がついてきたら、要約にも挑戦していく。

Akitaで主要品詞、時制、SV, SVO, SVCの文型までは紹介済みなので、
説明もかなり楽になりました。

今まではDecodable Booksを文法の先取り教材としても使っていたのですが、
それはAkitaに任せ、より「読書」らしい使い方ができるようになったのではないかと思っています。
まったく新しく副教材を準備することになったので、準備に時間はかかりますが、授業は活発になるので、やりがいはあります。
Floppy’s Phonics
Traditional Tales
Songbirds
Penguin Kids
それぞれ授業で使用する副教材を整えていきたいと思います。

Phonics Chart アメリカ英語版も出ていました!

Systematic Synthetic Phonicsを教えるとなると、教える方も、どの文字がどの音を表すのか、覚えておかないといけません。
個人的には、Jolly Grammar2までで教えているコードは知っておいた方がいいんじゃないかと思っています。
が、Jolly Grammar 2まで教えるとなると、かなり時間がかかりますよね。

どの音がどの文字であらわされるのか、便利なチャートがこちらのページには満載です。

http://alphabeticcodecharts.com/free_charts.html

中でも便利だと思うのは、下の方にあるアメリカ発音版のこちら(ダイレクトリンクになります)。

http://alphabeticcodecharts.com/yep_2013_Amer_Can_Alphabetic_Code_complete_picture_chart.pdf

注目は、oとor。
oは別の綴りとして、aが上がっていますね。
orとawが分けてあって、awの別の綴りとしてau al augh oughが上がっています。
いちばん左の基本コードは、Phonics with Akitaで使っている基本コードとほぼ同じ。
ちょっと違うところもあるけれど。

Synthetic Phonicsの資料もどんどん充実していってますねー。

コース設計 今年の課題はJolly Grammar

MamiEC英語教室のコース設計は次のとおり。
http://www.mamiec.com/courses/

Jolly Phonicsの42音を出発点として、英語の力をつけてもらうコース設計になっています。
昨年末からPhonics with Akitaというオリジナルデコーダブルブックスを導入し、
フォニックスで身につけた「音読する力」を活かしながら、中学英語程度の文法も学習できるようにしました。

今年の課題は、Akita以降。
Jolly Grammar 1, Jolly Grammar2は1-36まで丁寧に学習していく予定ですが、並行して使用する教材をきっちりと整えていきたいと思っています。

以前から授業内では、
-Oxford University Press Songbirdsシリーズ
-Oxford University Press Traditional Talesシリーズ
-Penguin Kidsシリーズ
を使ってきました。

これらについて、
どの順番で本を使うか、
どのような事項を学習するか、
Jolly Grammar 3-6の内容をどの程度先取りして教えるか、
等々、整えたいと思っています。
特にきちんと整えたいと思っているのが、「語い」。
語いカードを充実させていかなければ。

また授業のアクセントとして、Jolly Musicのナーサリーライムもどんどん紹介していきたいと思っています。

やること、いっぱいだなー。

子どもが本を読めるようになるには。National Reading Panel Report

どうすれば子どもが(英語の)本を読めるようになるのか。
アメリカの政府の依頼によりNational Reading Panelが行ったリサーチ結果に簡潔に記載されています。

https://www.nichd.nih.gov/research/supported/Pages/nrp.aspx#overview

ポイントとしては次の6つ。訳は超意訳になりますので、詳しくは上記ページを参考にしてください。

1. Phonemic awareness
 音素を知っている。
 ライミングしている(韻を踏む)本を読むのが有効。

2. Phonics
 文字と音の関係を知り、音素をくっつける(ブレンディング)ことができる。

3. Fluency
 速く正確に言葉を認識できるように。何度も音読をするとよい。

4. Guided oral reading
 サポートしてもらいながら、何度も音読をする。

5. Teaching vocabulary words
 知らない単語を教えてもらう。

6. Reading comprehension strategies
 読んだものを理解する。読んだ本の要約が有効。

MamiECでは、1.2をJolly Phonicsを使って、3-6をDecodable BooksやGraded Readersを使って、各授業に落とし込んでいることになります。

National Reading Panelについては、Jolly Phonicsを教え始めた頃にかなりチェックしていたのですが、もう一度初心に戻って見直すと、新たな発見が色々ありますね。

Systematic Synthetic Phonics Program 用語

Jolly Phonicsはシステマティック・シンセティック・フォニックス・プログラムのひとつです。
トレーニングでは、用語についても説明していますが、必須用語について、ちょっとこちらでも紹介しておきます。

Phonemes — カタカナ読みでいくと、フォーニームズ。音素のことです。
英語の音の最小単位、と言われるものです。
この音を文字であらわしたものが、graphemes グラフィームズ。
codesと言われたり、alphabetical codesと言われたりします。Jolly Phonicsでは、letter soundsと言っていますね。

次に大事な用語が、blend。
synthesise-合成-のことです。
panという文字を見て、”パン”と音を発すること。
これが、Synthetic Phonicsのコアスキルのひとつになっています。

コードを知っている+ブレンディングができる→初めて出会う単語でも発音できる。

ということになります。

blendには、二種類あります。
oral blendingとprint blending(←print blendingは私の造語)
p a nという個々の音を耳で聞いてブレンディングする方法がoral blending、
p a nという文字をみて、それをブレンディングして発音する方法がprint blendingです。

print blendingができると、本を声に出して読めることができるようになります。

もうひとつ大事な用語が、segmenting。
ten という音を聞いて、 t e nと分けられること。
これもoral segmentingとprint segmentingがあります。

segmentingができると、聞いた音を文字で書けるようになります。
ただ、laughと聞いて、lafと書いてしまうこともある。
これをphonically plausibleなスペルと言います。
どの時点でphonically plausibleからreal spellingにもっていくか・・・。
これも42音後の課題ですね。

codes(graphemes, letter sounds) – blending(synthesising) – segmenting 最重要用語!ですね。