ちはやふる バイリンガルコミックス 百人一首の英訳つきです

mamiecs
人気の競技かるたコミック、「ちはやふる」のバイリンガルコミックスが出ていたので購入してみました。

バイリンガル版ちはやふる1 (KODANSHA BILINGUAL COMICS)

あらすじ
ちはやは小学校6年生。福井から転校してきたが学校になじめていない新(あらた)と知り合いになり、競技カルタを教えてもらう。
祖父に小さいころから競技カルタを教えてもらっていた新の実力におどろき、また競技カルタそのものに興味をもつようになる。
クラスの優等生太一(たいち)と新は、学校のかるた大会で対戦することになるが、太一は新の眼鏡を隠してしまう。
大会をきっかけにちはや、新、太一の三人は競技カルタに興味をもち、いっしょに近くのカルタ会でカルタをするようになる。

感想
この漫画、いい、いいと聞いていましたが、本当にいいですね!
一生懸命になれるものと出会い、頑張る姿は励まされます。
没頭できるものがあるっていいですよね。

もとのコミックの方は19巻まで出ているようですが、バイリンガル版はまだ2巻までしか出ていません。けれども内容は3巻目まで入っていて、巻末に百人一首の現代語訳そして英訳がついています。
バイリンガル版ということで、英語も日本語も入っているのですが、英語がメインに配置されています。
バイリンガル版は「あさきゆめみし」も持っていますが、この「ちはやふる」のほうが読みやすく配置されている気がします。
続きも出してほしいなぁ。

Floppy’s Phonics 到着。ダイグラフ充実させました。

mamiecs当教室では”Phonics”に力を入れて授業を行っています。
そもそもPhonicsは本を読むためのものなので、デコーダブルブックスと
よばれるPhonicsの知識で読みやすい本を授業の中でも読んでいっています。
メインで使っているのは、Oxford Reading TreeのSongbirdsシリーズ。

こちらのシリーズは、基本の42のレターサウンドすべてを学ぶ前の段階でも
読むことができる本がいっぱいなので、助かっています。
ただ、このシリーズの弱点はダイグラフ(ふた文字で一音をあらわすもの)、
特に母音のダイグラフの品揃えが薄いところ。
そこで、先日出席したOxford University Pressのワークショップで内容を確認の上
Floppy’s PhonicsのStage3,Stage4を買い足しました。

デコーダブルブックスというと、けっこうこじつけな話が多いのですが、
さすが、ORT。話も十分楽しめる内容となっています。
またCDもアメリカ発音のものが録音されているので、
イギリス方式で教えながらアメリカ発音で教えている(笑)、MamiECにはぴったりです。
ほかのORTのCDとは異なり、CDにターゲットサウンドのチャンツも入っていて、おもしろいです。

話の内容はなんか読んだことがあるなぁと思っていたら、
一部Read at Homeの48巻セットのPhonicsシリーズにも収録されているものと一緒でした。

ORT、ひきつづき色々集めたいと思っていますので、また報告しますね。

英語教室でする大学受験指導

mamiecs現在プライベートで大学受験対策の英語を教えています。
大学受験対策については、いろいろ本も出ていて読んではいるのですが、英語講師としてはどうもしっくりこない、というのが本音。
もちろん、いい本もいっぱいあるのですが、試験を解く技術に走っているような気がして・・・。
うまく表現できませんが、対策本を読んでいると、英語に対して消極的になるんですよね。
少々間違ってもコミュニケーションをとれるようにするのがいちばんだと思うのですが、まず間違いを恐れてしまい、無難な方法をとってしまうのです。
試験というものがそういうものなので、仕方がないとは思うのですが・・・。

せっかく英語教室をしているのだから、受験のその先、本当に英語を使うときにも役に立つような教え方をしたいと思ってはいるのですが、試行錯誤でやっております。

今とりくんでいるのは、

-ニュース英語の聞き取り、音読する。
-センター試験の過去問を解く。
-英作文をする。
-学校のテストの復習をする。

などです。授業はできるだけ英語を使ってするようにしています。

どの年齢にしろ、指導の要はやはり「生徒をよくみること」だと思うので、じじーっと監視して(笑)、発音もよく聴いて、うまく導けたらなぁと思っています。

保育英検、受けてきました!

mamiecs日曜日、保育英検というものを受けてきました。
この検定試験、まだまだ知名度が低いのですが、「英語を取り入れている幼稚園・保育所」にとっては、とても注目の資格だそうです。
今、保育所などで英語をとりいれたサービスを提供しているところが多くなってきているのですが、「英語のできる保育士」が少ないそうです。
この検定を通して、保育士の英語力アップを図りたい、という意図もあるそうで、保育所によっては、職員に受験をさせているところもあるようです。

試験内容はまさに、保育に関する英語。
たとえばリスニング試験では、保育所にこどもを送りに来た親と保育士の会話や、こどもが病気になったときのやりとりの会話を聞き取りします。
私の場合、昨年保育士試験に合格したてで、保育士の仕事も経験してみたいと思っているので、とてもリアルで勉強になりました。

保育英検、詳しくは、次のURLのとおりです。ピンクがまぶしいサイトです(笑)。
http://www.hoikueiken.com/index.html

ADR-アメリカでの裁判外紛争解決手段について

mamiecsパラリーガルコース、ADR(Alternative Dispute Resolution:代替紛争解決手段or裁判外紛争解決手段)のユニット、無事終わりました。
色々勉強になり、こちらでも報告したい点がたくさんあるのですが、たくさんありすぎてどこから手をつけてよいやら(笑)。
まずは、ADRにはどういう手続があるかについて、まとめてみたいと思います。

1. メジャーなADR手続
(1) Negotiation ネゴシエイション(交渉)
単なる当事者同士の交渉のことです。交渉が成立すれば通常Agreement(合意書)を作成することになります。

(2) Mediation メディエイション
Mediatorが間に立って行う(1)の交渉に近い、自由度の高い手続。
A)settlement(合意成立)
B)An impasse(合意不成立) 
C)An agreement to keep talking(継続討議)
のいずれかで終わることになる。

(3) Arbitration アービトレイション
労働問題を解決する方法として発展してきたもの。Arbitratorが手続を進め、当事者のヒアリング30日以内にAwardという裁決を出す。

(4) Summary Jury Trials 簡易陪審裁判
ADRに分類されているのが不思議な手続。Discovery手続が終わっている段階の事件について、裁判所で行う、証人尋問を省いた簡易陪審裁判手続。

(5) Early Neutral Evaluations 早期の中立者による評価
こちらも裁判所主導の手続。Discoveryの初期段階で中立な第三者(evaluator)に仕切ってもらう・・・という手続です。

(6) Minitrial ミニトライアル
手続そのものが不思議な感じ。例えばA会社とB会社で争いが在る時、A会社とB会社のえらいさんたちでパネル(委員会)をつくり、そのパネルと手続を進めるNeutral Advisorの前でA会社とB会社が訴訟のようなものを行う・・・という手続です。

(7) Med-Arb メドアブ
MediationとArbitrationの合体手続。まずは、より柔軟なMediationの手続からはじまって、協議が整わないときは、MediatorがArbitratorになり裁決を出す、というものです。

2. Arbitration
以上のように、くらくらするくらい色々なADRの手続があるのですが、ひとつおさえるとするとやはり”Arbitration”だと思います。日本語訳だと調停になるんだろうけれど、日本の調停とはまた違う手続ですよね。調停+審判に近い気がします。
英語の契約書などを作成していると、紛争が生じた場合の解決手段として、このArbitration手続を選択する、ということをあらかじめ盛り込むことも多いようです。その際に、どういうArbitrationにするのかも定めておくことが多いようですので、法務に携わる方は抑えるべき概念、ということになるんでしょうね。

OUPワークショップでのスライドがブログに上がっています。

mamiecs日曜日大阪で開催されたOxford University Pressのワークショップで講演された先生がスライドをブログに上げてくださっています。
http://sendaiben.org/
です。
個人的にとても参考になったのは、
1)14ページめのスライド
2)35ページめのスライド
です。
1)は、英語の勉強を始めてから、本が読めるようになるまでの道のりを紹介されています。カリキュラム的にはうちの教室とよく似ていますが、ふつうの本を読めるようになるまでには4年くらいかかると記載されているのが、参考になりますね。
2)は、1)のようなカリキュラムで学習をすすめていくと、どういう問題にぶちあたるかを紹介されています。問題点を区分けされていて、対処方法をきちんと整理されているのがすばらしいですね。

ところで、Oxford University Pressでは、ネットを使ったセミナーWebinarについても力を入れておられるようです。
http://www.oupjapan.co.jp/events/list.php
に、紹介があがっていますので、参考にどうぞ。

Oxford大学出版のワークショップに参加してきました。

Floppyが会場に来てくれていました。

Floppyが会場に!

今日は大阪で児童英語教師向けのワークショップというのが開催され、午前中だけですが、参加してきました。

お目当てはOxford Reading Tree。東北大学で講師をされているBen Shearon先生がプレゼンテーションされました。
Extensive Reading(多読)を勧めておられる方なので、基本コンセプトがうちの教室と似ていて、すごく勉強になりました。

例えばReading without understandingに関する問題。
シンセティックフォニックスで英語の勉強を始めると、デコーダブルブックスと呼ばれるフォニックス用の本なら音読できるようには、なります。けれども、意味をわからずに「読むだけ」になってしまう、とう問題です。
これについては、
Force them to think about it.
とおっしゃっていました。読むだけで放っておかない、ちゃんと考えさせる、ということです。段階にもよりますが、やはり、英語から日本語に訳してもらって、意味をつかんでいるかどうか確認することは、大事なんだなと思いました。

あとは、Dictionary skill。
うちの教室でも基本のレターサウンドを学んだ後、アルファベット順を学ぶときに、簡単に「辞書の引き方」の講義は行っています。けれども、それだけでは足らず、授業の中で辞書を引くのを習慣化することを勧めておられました。
デコーダブルブックスから通常の本を読む段階くらい(うちのクラス編成だとB1クラス)からは、辞書を常備して、わからない単語は自らチェックしてもらうことも大事だなと反省しました。
そういえば、以前読んだ英語の先生と頭のいいおちゃめな少年のお話、Frindleという小説でもテーマは辞書だったんですよね。英語教育において基本書は”辞書”です、よね!!

Jolly Phonics Extra再び – Jolly Phonics Extraで「大人」がPhonicsを学習しよう!

jextra円安のせいか、洋書の値段があがっていますね。
以前紹介したJolly Phonics ExtraのAmazonでの価格もだいぶあがってきているような気がします。
Jolly Phonics Extraについては、トーキングペンもついていて、とてもよい教材なのですが、すべて英語のみで構成されているため、こどもが独りで学習するには少しハードルが高い教材です。
けれども、大人がPhonicsを学習するには、とてもいい教材だと思いますので、大人がPhonicsを学習するための教材利用方法を紹介しますね。

Jolly Phonics Extraの中にはいろいろな教材がセットになっていますが、大人が利用するといいと思うのは、次のみっつです(写真のものです)。
1.Letter Sounds Book
2.Jolly Phonics Extra Teacher’s book
3.トーキングペン

勉強する方の英語力にもよりますが、次のような方法で学習するのがよいのではないかと思います。
2.のTeacher’s BookでStoryの部分をあらかじめ読んでおく
↓
3.のトーキングペンを使って、1.のLetter Sounds Bookをフォニックスくん(右上のパソコンの絵)の絵を触る(ストーリーが読み上げられます)。
↓
トーキングペンを使って、左上の文字の絵のところを触る(レターサウンドの音が確認できます)。
↓
右端、黄色の帯部分の単語を触る(レターサウンドのブレンディングが学べます)。
↓
?マークを触る(絵に関する質問が流れます)
↓
右下、CDの絵の部分を触る(レターサウンドに関するJolly Songを聞くことができます)。

Phonics,英語に関心のある大人の方でもまだまだ知らない方が多い気がします。
ぜひ大人が体験して、Phonicsの良さを味わってもらいたいと思います。

MamiECライブラリ2月の新書 Sight Word Readers 本というよりフラッシュカード的です。

mamiecs「まだ買っていなかったのか。」と突っ込まれそうなスカラスティック社の定番本ですね。

Sight Word Readers: Learning the First 50 Sight Words is a Snap!

Sight Word Readers

25冊セットで、1冊につき2語ターゲットとなる単語が盛り込まれています。
25冊を読むことで、サイトワーズを50覚えることができる、というものです。

うちの教室ではシンセティックフォニックスを取り入れているので、従来の方法である、サイトワーズについては取り入れない、ということも考えられるのですが、基本のレターサウンドを習得して後に取り入れるならかまわないだろうと思っています。
どっちみちTrikcy Wordsたちは覚えないといけないですもんね。

ページ数は、8ページ。1ページに1,2文しかないので、本を読むというよりは、フラッシュカードで短い文を覚えていくような感じになりますね。
ターゲットの単語がしつこいほど出てくるので、単語を覚える一助としてよいのではないかと思います。

紛争解決手段選択の方法—訴えたいか

mamiecsADR(代替紛争解決手段)のユニットを学んでいて、なるほどなぁと思ったのが、ADRで解決すべきかどうかの手続選択についてのヒントです。

1 ADRがよいもの
(1)Preserving their existing good relationship
相手方と今までどおり良い関係を築いておきたいとき

2 裁判(litigation)の方がよいもの
(1)One party feels very strongly about his or her position
-相手方(または自分)が非常に頑固である

(2)Cases in which one party is entitled to harsh remedies
-きちんと罰しなければいけないような相手である

(3)Cases involving public policy issues
-「公」的な問題である

2(1)については容易に想像がつきますが、(2)(3)について、きっちり裁判手続をとった方がよいとアドバイスしていることに、信念のようなものが感じられますよね。
2(2)については、
preventing others from engaging in similar behavior
-(あやしい人と妥協する(ADRを使う)ことによって)自分も同類になってはいけない
から、
2(3)については、
Lawsuit often serve as the stimulus for changes in public policy
-訴訟によって新しい公的基準が産まれる可能性がある
から、
それぞれ、裁判手続(litigation)をとった方がいいとのことでした。

2(2)については、裁判に限らず、私たちの普段の行動にも関わることですよね。違法なことには毅然とした態度をとるべき、という考えが読み取れます。
2(3)については、文化の違いを感じますよね。
日本では「おおごとにしない」ことが尊ばれる風潮があります。けれども、世の中に新しい基準をもちこむ、そういう手段として裁判手続を利用していて、社会における個人の果たすべき役割を考えていて、すばらしいと思いました。