Jolly Phonics Letter Soundsと発音(アメリカ発音)との対応表作りました。

MamiECでは、Jolly Phonicsという方法で、Phonicsを教えています。
この方法、私自身はとても気に入っていて、この方法に出会ったからこそ、前職を早めに退職して、英語教室を開くことになった・・・という経緯があります。
このJolly Phonicsについて、もう一度深く考える機会がありまして、日本でJolly Phonicsをもっと広めるにはどうしたらいいか・・・考えてみました。

私がJolly Phonicsを教えるうえで、いちばん困ったのが、アメリカ発音での教え方です。
aeiouの発音自体、イギリス英語とアメリカ英語では異なってしまいます。
どの文字をどの音として説明すればいいのか、本当に自分の耳頼り、でした。
アメリカでどのようにPhonicsを教えているかも勉強し、また、Jolly Phonicsを教える経験もつみ、日本人の私が日本人の生徒に教える方針も定まってきました。

このアメリカ発音での文字と音の関係について、プリントを作ってみましたので、ちょっと公開したいと思います。
これを見て、Jolly Phonicsに興味を持っていただいたら、またこれで教えてみたいなと思ってもらえたら、幸いです。

ちょっと表について説明しておきます。
(1)復習用です
生徒さんには、すべてのレターサウンドを学び終えてから渡す復習用のものです。
ですので、Jolly Phonicsのレターサウンドの順番にはなっていません。
(2)順番について
最初は短母音から始めています。
これは、このあいだ日曜日に参加したセミナーでのアイデア。
先生はaeiouから教えると、日本語と似ていて、親近感をもちいい、とおっしゃっていましたが、実はうちの生徒の反応は逆で、aeiouが難しいなぁという感じです。
次は、Voiced-Unvoicedペア。
これは発音の練習にもいいですよね。
それから鼻をつかって出す音に行きます。
r,l,wと難しい音に入り、またVoiced-Unvoicedの難しい方のペア、j,ch,th,thに入ります。
子音の最後は、sh。難しいですよね、これ。
そして長母音に入っていきます。
長母音については、マジックeに関する分だけを長母音として教えています。
最後はrコントロールサウンド。難しいけれど、英語らしいかっこいい音達ですよね。

これで42音すべて復習できます。

なお、MamiECの中で人気の(!?)Phonicsの教え方のページも、この表を入れて手直ししました。
よろしかったら、そちらも見てやってください。
http://www.mamiec.com/phonics01.php

Oxford Reading Tree Songbirdsの廉価版発見。

Phonicsを勉強するときにとても便利な、Oxford Reading TreeのSongbirdsシリーズ、廉価版が出ているのご存知でしたか?
Amazonで、なにげなーく調べていて見つけてしまいました。

Amazonへのリンクをそのまま貼り付けておきますが・・・。

安いでしょ。
Songbirds12冊分がこの値段なんです。
しかも日本のアマゾンで買えてしまう(笑)。ebayやらamazon.ukやらその他色々海外の出版社もチェックしていた私にとっては、とってもありがたい・・・。
実際購入してみましたが、どうやら他のOxford Reading Tree同様、新シンセティックフォニックスの体系に対応し、ちょっと構成が変わっていますね(もちろん内容は変わっていません)。本が始まる前に説明のページがあり、ターゲットのレターサウンドとトリッキーワードがちゃんと説明されています。

Oxford University Pressもシンセティックフォニックス対応のため、順に既存の本に手を入れていっているんですね。

週一回の授業で英語を上達させるには・・・セミナーに参加しての感想

昨日は、大阪で開かれたセミナーに参加してきました。
講師はDavid Paul先生。
勉強になりました。ありがとうございました。

実は私自身はTEFLのDIPLOMAコースをとっていたこともあり、子どもに英語を教える方法についてもひととおり勉強したのですが、今のように実際に英語を教えているときに学ぶと、再認識、再確認することが多かったです。

「週一回の授業で、ふだん使う必要のない英語を、使えるようにしてもらう」
ためには、心理的アプローチが不可欠なんだと思いました。
オウム返しに英語を覚えるのではなく、使える英語を身につけてもらうために必要なこと・・・。
いろいろなアプローチを紹介していただきましたが、小手先の教え方にこだわるのではなく、生徒の心や状況に合わせた、生徒を中心に置いた効果的な方法を考え、実践していくことが大事だと思いました。

現在MamiECではPhonicsと文法を中心とした授業を行っています。そしてライブラリを設置し、多読を応援しています。
この基本スタンスについては、これでいいと思いましたが、具体的授業の方法については、まだまだ改善点がいっぱいあると思いました。
さっそく今週からの授業に取り入れて行きたいと思います。

一日の授業でしたので、お昼休みに英語を教えている先生たちと交流できたことも嬉しかったです。
もしみていただいてたら・・・>お話できてよかったです。お互い、がんばりましょうね!

Obamacare 維持される

木曜日にアメリカのヘルスケアプログラム(オバマケア)についての最高裁判決が出ました。
ポイントは次のふたつと読みました。間違えてたらすみません。

1)ヘルスケアプログラムのために、新たに国民に支払わせることになることは、税金と類似しているから違憲ではない。

オバマケアでは、無保険の国民は、必要最低限-minimum essential-をカバーする保険を買わないといけません。また、現在新たに買う必要のない人も、責任分担ということで新たに支払わなければいけないようです。このことについては、法律で税金を課すことができる同じ理屈で、違憲ではないとのことです。

2)医療補助の対象を拡げるという国の方針に従わない州に対し、ペナルティーを課すことは、違憲。

Medicade Expansion—現在州にて、限定された範囲の医療負担をしており、国から州に補助金が出ているが、州は、この対象範囲を、国の方針にそって拡げることが必要。もし従わなければ既存の補助金ももらえなくなる、というペナルティーがあったそうなのですが、これについては、違憲とされたようです。

The New York Timesのホームページには、The Supreme Court Decision自体がちゃんと出ていました。なんと193P!
実はパラリーガルのコースで、一度判決を読んでおくようにとテキストに書いてあって、チャレンジしてみたいとは思っていたのですが、さすがにボリュームが大き過ぎて断念。でも、ちょっと読むだけでも色々勉強になりました。

KindleとAudibleの利用方法について

日本でもKindleが発売されるようですね。私がKindleを購入したのは、2010年7月。あ、ちょうど2年になるんですね。
どんな風にKindleとAudibleを利用しているか、ちょっと紹介しますね。

1 Kindle
Kindleは電子書籍が読めます(ご存じだと思いますが)。便利だなぁと思うのは、
-すぐ手に入ること
-安く手に入ること
-辞書が備わっていること
-読み上げ機能があること
です。

(1)すぐ手に入ること
わたしの所有するKindleは第二世代のもので、3Gワイヤレス機能付き。携帯電話の電波が届く所なら、どこでも本を購入することができます。たとえば、電車に乗っていて、この本ほしいなぁと思ったら、電車の中で購入手続きをしてダウンロードもできてしまいます。通信費は不要です。本を売る方が、ダウンロードの通信費も負担してくれているらしいです。

(2)安く手に入ること
TIMEを購読しているのですが、月約240円です。月ですよ!ワイヤレスの電源をオンにしておくと、毎週金曜日に、勝手にダウンロードしてくれています。残念ながら写真等は大幅にカットされているので、リアルなタイムとは異なりますが、英語の勉強のためなら、とてもリーズナブルだと思います。

(3)辞書が備わっていること
これは、すごく便利。わからないところにカーソルを合わせるだけで、ポンと辞書が出てきます。しかもOxford American Dictionaryなので語源までばっちりのっています。

(4)読みあげ機能があること
この機能は今はあまり使っていませんが、この単語どう発音するのかなぁと思ったときに便利な機能です。

2 Audible
こちらは日本ではまだ知名度が低いのかな?
オーディオブックストアです。
今はやりのFifty Shades of Greyはもちろん、あらゆる種類の音声本が売られています。
このAudibleというのは、会員制になっていて、月額1200円程度を支払わないといけません。で、毎月1クレジットずつもらえることになっていて、このクレジットを使って本を購入することができる仕組みになっています。
こちらについては、iPod touchの専用アプリを利用して聞いています。
Audibleを使っていてよいなぁと思うのは、
-The New York Times Audio Digestが無料で聞ける
-著者の生声が聞ける
というところです。

(1)New York Times
平日は毎日配信されています。1回約50分ほどのものです。最初にヘッドラインを読み上げてくれるので、それだけを聞いてもアメリカの今を知ることができます。

(2)著者の生声が聞ける
ハーバード白熱教室のサンデル教授がJusticeを読み上げてくれていたり、Magic Tree HouseもMary Pope Osborneさんが読み上げてくれていたり。もちろん専門のナレーターが吹き込んでくれているものが圧倒的に多いのですが、著者が吹き込んでいてくれているものも多いんです。著者が吹き込んでくれると、本が講演のようになって、頭に入りやすいですよね。
AudibleについてはNew York Times Audio Digestが聞けるだけで満足しているので、クレジットがたまる一方です・・・。たまったクレジットというのは、使い方も大胆になるので、けっこう未知の分野のものを買ってみたりしています。

ARIZONA vs UNITED STATES 移民関連法の最高裁判決

アリゾナの移民関連法に関する最高裁の判決が出たようですね。
今までだったらあまり関心をもっていなかった分野だったのですが、先日TIMEの移民に関するカバーストーリーを読んだこともあり、AudibleでNewYorkTimesのニュースダイジェストを聞いたとき、「あ、言い渡されたんだっ。」と、思わず内容をチェックしてしまいました。

-アリゾナの厳しい移民政策

ポイントは次のよっつ(取り違えていたらごめんなさい)。
(1)移民は州内で資格証明書を持ち歩かないといけない
(2)無資格の移民が仕事を申し込むと罪になる
(3)州の役人が令状なしに国外追放できそうな人を捕まえることができる
(4)役人が合理的な疑いをもったときには、移民の資格についてチェックできる
このうち最高裁は(1)から(3)について、国より厳しい基準であり、移民政策については国が排他的権力を有するため、許されない。
という判断だったようです。
ただ、(4)については維持されたので、Mixed Decisionという表現になっていました。

余談になりますが、この判決を調べてみていちばんびっくりしたのが、ARIZONA vs UNITED STATESという構図です。日本だと具体的事件の中で憲法問題として判断される事項だと思うのですが、州と国とが訴訟したんです・・・よね。この辺のアメリカの訴訟の仕組みは、やっぱりよくわからないなぁ。
パラリーガルの勉強、もうちょっと進めるとわかるようになるんだろうか・・・。

次は、オバマケアの判決です。今週木曜日だそうです。

大阪での児童英語教師向けワンデーコースのご案内

7月1日に大阪で開催される、One-day course in teaching childrenに申し込んだところ、
‘Please spread the word about the course.’
とのことでしたので、ご案内いたします。

児童英語教師のための1日トレーニングコースが大阪で開かれます。
朝10:00-17:30までのたっぷりコース。
講師はDavid Paul先生で マクミランから出ている’Finding Out’の著者です。
費用は1万2000円(ETJのメンバーの場合9000円)。

詳しくはこちらをどうぞ。

http://ltprofessionals.com/en/courses/children.html

夏休み単発講座のご案内

MamiECでは、基本的に半年に一回または1年に1回しか生徒を募集していないのですが、夏休みには、ちょっと趣向の変わった単発講座を開くことにしました。
つぎのみっつの講座です。

1 Phonics集中コース
7月後半スタートです。
Jolly Phonicsで基本の42のレターサウンドを学ぶほか、最重要100単語を学んでいきます。
2 夏休み読書講座
 8/22,23,24の三日間行います。1日だけでの参加でもかまいません。
 おなじみ(?)Oxford Reading Treeのトランクストーリーズを読んでいきます。
 初心者向けと初級者向けがあります。
 初心者向けについては、簡単にフォニックスのじゅぎょうをしたあと、実際に本を音読していきます。
 初級者向けについては、リスニングの教材として使用し、文法事項も学んでいきます。
3 奈良県公立高校入試過去問をまったりと解く夏期講座
 8/22,23,24の三日間行います。全日程参加していただければと思っています。
 入試問題を教材として使用し、単語や文法などの理解を確認しながら、ゆっくりと解いていきます。
 中学3年生におすすめです。

ホームページのトップページにも案内を記載しています。
http://www.mamiec.com/

興味のある方はこちらのページからどうぞ。
http://www.mamiec.com/contactus.php

Toxic Parents こどもをコントロールする親から逃れる


この本自体は、不適切な親(子どもに有害な親)に育てられた子どもが、大きくなってその親の呪縛から逃れるにはどうすればよいか、という視点から書かれた本です。
けれども、小さいこどもをもつ親として、有害な親にならないためにはどうすればいいか、興味があり、購入しました。

感想など

1 子どもをコントロールする方法—虐待と心配

言うことの聞かない子どもを殴る、なじる。これが有害なのはわかりやすいですよね。
けれども Over-controlled by anxious, fearful parents
というのは見えにくいのではないでしょうか。
only because I love you so much
心配、世話を過剰にすることにより子どもを支配する—日本に多いのではないかと思いました。

2 コントロールされた子ども—自分の意見をもてない

Toxic Parentsに育てられた子どもは、「親がどう考えるか」が行動指針になってしまうので、「自分」がなくなってしまいます。また「どう思われるか」が大事な行動指針になってしまい、自分の意見を表すことが、できなくなってしまいます。
逆に言うと、「親の意見を子どもに押し付けている」ことが有害な親だということになります。

3 子どものときは子どもとして接し、大人になれば大人として接する

あたりまえのことなのですが・・・。本を読んでいて、再確認させられました。

(1)子どものときは子どもとして接する
Toxic Parentsの例として、子どもに対して大人の役割をさせている、というのが挙げられていました。
子どもは子どものときに、十分子どもを経験することによって、成熟できる。
発達を急ぐのではなく、各発達段階を十分に経験する。
それでいいし、それがいい、んですね。

(2)大人になれば大人として接する
大人になっても、自分の子どもとして接していないか・・・。
子どものすることに一々口出しをしていないか・・・。
子どもの意見を尊重し、必要な時には手をさしのべてあげられる、そんな親になりたいですね。

中学生・高校生・大人にPhonicsを教えてみての感想

先日も投稿しましたが、FBクラス(中学3年生・高校生・シニア)では、予定したPhonicsの授業をすべて終えることができました。
このような高学年にフォニックスを教えているところは少ないと思いますので、ちょっと教えた感想などを投稿したいと思います。

教えている内容
 Jolly Phonicsをベースに42の基本のレターサウンドとオルタナティブレターサウンドを教えています。
 第一フレーズ(ダイグラフが出てこない段階)までは、とにかくレターサウンドを覚えてもらい、第二フレーズ(ダイグラフが出てくる段階)からは、デコーダブルブックスのリスニングやリーディングもしています。

気づいた点
1 aeiouが難しい
 やはり最初のうちは、ローマ字読みをしてしまう生徒さんがほとんでした。今でもuは怪しいです・・・(笑)。
 aouすべて日本語のアに近い音なので、どの音も難しいですよね。
 意外に「短母音」としてaeiouを捉えている生徒さんが少なかったです。
2 ペア作戦は有効
 sとz、tとd、fとvなどのvoiced-unvoicedペアを学ぶのはとても有効だと思いました。
3 ダイグラフが最難関
 第一フレーズまでは飛ばして教えても大丈夫ですが、ダイグラフについては、もう少し丁寧に繰り返し学んでもらった方がよかったと思っています。
 ダイグラフという概念自体に慣れていないので、どうしても分解して読んでしまいます。
 低学年のクラスと同様の丁寧な教え方が必要だったかなと思います。
4 つづりとの関連性を意識してもらう
 これは先日も投稿したとおり、今回教えてみてのいちばんの反省点です。
 どうも「発音の練習」と捉えられてしまっていて、つづりの勉強と思ってもらってなかったよう・・・。
 私自身の説明も足らなかったのかもしれません。
 単語と、レターサウンドの関連性を学習する過程(ブレンディングとアイデンティファイング)を丁寧にすればよかったと思っています。

FBクラスについては、Phonicsについても、基本英語のみで授業をしています(シニアは日本語ですが)。
Phonicsについては、もっと日本語を交えて教えた方がよかったかなぁと思っています。