ハリー・ポッター5巻、読み終わりました。
重く、暗く、なによりも長い!巻でしたが、読みすすめながら、色々なことを考えさせられた巻でした。
またネタばれたっぷりで感想を書きますね。
1 強烈なキャラクター達
(1) Umbridge先生
ひきがえるのような容貌だけれど、ひらひらピンクが大好きな魔法省から送られてきた先生。
最初はDefence Against the Darkの先生でしたが、そのうち、ホグワーツでの全権を握るようになります。
毎日大阪市役所の前を通って通勤しているので、政治と学校について色々考えさせられました。
アンブリッジ先生は、権力好きで、ほかの人を見下すのが好き。けれども、結局、ハーマイオニーに森に連れて行かれ、その性格が災いし、誇り高きcentaurの襲撃にあうことになります。
(2)Luna Lovegood
Ronの妹、Ginnyとおない年のルナ。Loonyなんてよばれている、変りものです。
でも、いい味をだしているんですよね。
ハリーの心を救ってくれる人物です。
a)thestral
羽がついている馬のような魔法世界の動物。人の死を見た人だけが、見ることができます。ハリーは、セドリックの死を見たので、ホグワーツに向かう馬車が、馬無しで動いていたのではなく、thestralにひかれていたのだということを知ります。ハリーが、自分だけが馬を見えると混乱しているときに、「私も見えるよ。You’re just as sane as I am.」と言ってのけます。
b)The Quibbler
Lunaのお父さんが発行している雑誌。落ちぶれた記者Rita Skeeterが、ヴァルデモーの復活の様子について、ハリーに独占インタビューを行い、その記事がThe Quibblerに載ります。
アンブリッジ先生は、The Quibblerを読むことを禁じますが、そのことによりかえって、すべての生徒が読み、真実を知ることになります。
c)魔法省のとある部屋、円形競技場(?)のアーチの門、アーチにかかったベールの向こう・・・。
ハリーは、ヴァルデモーに嘘の夢を見せられ、Siriusが捕まったと勘違いし、救出のために魔法省のThe Department of Mysteriesに、Ron, Herminone, Ginny, Neville, Lunaと入りこみます。そこには、ハリーとダークロードの名前が書いてある、ガラスのボールが。ヴァルデモーは、ハリーとヴァルデモーとの未来を予知した内容が入っている、このガラスボールが欲しくて、ハリーを利用したのです。ハリーが手に入れたガラスボールをとりかえそうと、ハリー達と、デスイーター、そして途中から助けに入った、The Order of the Phonix(ダンブルドアの秘密組織)の全面闘いになります。
そして、闘いの中でSiriusが、SiriusのいとこでもあるデスイーターのBellatrixに攻撃され、ベールのかかったアーチの門の向こう側に倒れていきます・・・。
Siriusが亡くなったことを受け入れられないハリー。自分を責めたり、腹を立てて叫んだり、自分の気持ちをコントロールできない不安定な状態が続きます。
実は、ガラスボールの置いてある部屋にたどり着く前に、ハリーたちは、Siriusが亡くなった、円形競技場のような部屋に迷い込んだことがありました。Thestralの時のように、ハリーとルナだけが、ベールの向こうから聞こえてくる、つぶやきのような、ざわざわした音を聞くことができたのです。
母を亡くしているルナはハリーに言います。
“It’s not as though I’ll never see Mum again, is it?”
“In that room with the archway. They were just lurking out of sight, that’s all. You heard them.”
「お母さんに会えなくなったわけじゃないでしょ。
ほら、あのアーチの門があった部屋、私たちからは見えなくなっただけ。おしゃべり、聞こえたでしょ?」
ベールの向こうは、死者の世界。だけど、私たちからは見えないだけで、死者の世界で、きっと元気にしている、というルナのメッセージが伝わってきますよね。5巻の中でいちばん感動した場面です。
そう、きっとシリウスもハリーのお父さんに再会して、元気にしていますよね。