Phonemes,Graphemes,Morphemes

Jolly Phonicsで最初に教えるのは、42音のレターサウンズ。
レターサウンズを学ぶことで、英語の音の最小単位、音素(Phonemes)を学べるようになっています。

どの音をどの文字であらわすかは、Graphemesといいます。
pieのieの音だとigh, i_e, yなどがグラフィームになります。

Jolly Phonics、特に42音のレターサウンズとオルタナティブスペリングに関しては、PhonemesとGraphemesを学習している、ということになります。

そしてJolly Grammarに入ると、もう一段上の概念が出てきます。
Morphemesです。
例えばunpredictableだと、un pre dict ableの四つの部分に分かれます。
(1)un がnotの接頭辞
(2)preが前の接頭辞
(3)dict書く
(4)able できるという形容詞をつくる接尾辞
un pre dict able、それぞれの塊がMorphemeです。

そういえば、PhonemesもGraphemesもMorphemesも、emesで終わるなぁと調べてみたら、
-emeというsuffixがあり、単位という意味らしい。

Morphemesに詳しくなれば、語い数が飛躍的に伸びそう。
ただ、かなり勉強しないといけない・・・。

語源を調べるには、こちらの辞書サイトが便利です。
http://www.etymonline.com/

ジョリーフォニックス勉強会

金曜日はクレオ大阪西にて、ジョリーフォニックスの勉強会を行ってきました。
今回の議題は、「Jolly Phonicsの導入時期、進度」でしたが、それ以外にも色々な話題を話し合いました。
内容を報告したいところですが、自由に議論をするため、話し合いの内容はオフレコとさせていただきました。
わざわざ勉強会に参加してくださるみなさんは、やはり熱心!
熱い思いも、お話していただきました。

勉強会後、成り行きで(笑)、二人の先生がMamiECの授業見学に来られ、2レッスン見学していただきました。
ジョリーフォニックスの授業も見ていただけましたし、
ジョリーフォニックス42音後の生徒の頑張りも見ていただけたのではないかと思います。

次回の勉強会は、「42音を教える際の工夫」が議題です。
6/17午前中にクレオ大阪西にて行います。
6/17も植田が幹事をしますので、参加ご希望の方はメール連絡お願いします。

アルクの語彙表

MamiECのオリジナル語いブック Akita Word Bookも7巻まで作成しました。これで350語。
Phonics with Akitaと同様、Jolly Phonicsのレターサウンズを発音記号として使っています。
aw, air, earなど42音に無い音は、Akitaに合わせました。
ということで、ブレンディングができていれば、初見でも単語が読めるんですねー。

生徒の中には、真剣にWord Bookに取り組んでくれる子もいて、嬉しいですね。
もちろん嫌がっている子もいます(笑)。

引き続き、色々な語彙リストを探しているのですが、英語教材で有名なアルクのサイトにも便利な表がありました。
1万2000語を1000語づつ、紹介してくれています。

リンクはこちら。
http://www.alc.co.jp/vocgram/article/svl/

必須単語だけで1000語。

東京都中学校英語教育研究会でも、まずは基本語彙1000語のとりくみについて議論されているので、やはりまずは1000語を目標に教えていかないといけないと思っています。

東京都中学校英語教育研究会のホームページはこちら(語彙リストダウンロードできます)。
http://www.eigo.org/kenkyu/index.htm

基本語 Tier One Word

アメリカの教育と語いについて調べてみると、Tier One, Tier Two, Tier Threeというカテゴリー分けの話が良く出てきます。

Tier Oneが基本語彙
Tier Twoが書き言葉によく出てくる言葉で学術的な言葉
Tier Threeが専門用語

Tier TwoやTier Threeのカテゴリーの語彙をどうやって増やすかが、議論されています。

が、わたしたちが英語を学習する場合、そもそもTier Oneカテゴリーの言葉を知っておかないといけません。

Tier Oneの語いリストが無いものかと探していたのですが、みつけられず。
ただ、Tier Oneのカテゴリーに入る単語数については、次のpdfファイルに記載してくれてあります。

https://www.superduperinc.com/handouts/pdf/182_VocabularyTiers.pdf

There about 8,000 word families in English included in tier one.
(意訳)大体8000の言葉が含まれます。

8000!

確かに、日本の子どもも日本語なら、それくらいの語いはありそう。

Tier 1, 2, 3のカテゴリー分けについてのトピックは勉強にはなったけれど、多くの日本人にとっては、Tier 1を習得するのがまず大事ですね。

ノートの活用

最近は中学生の生徒も増えましたが、主に小学生を教えているので、小学生を対象とした教育本も色々読んでおります。
今回読んでみたのは、向山洋一先生のこちらの本。

「勉強のコツ」がよくわかる本。・・・それは、知りたい。

参考になる内容もいっぱいありましたが、いちばん感じたのは、「工夫を惜しまない」ということ。
どうやったら、子どもが分かるようになるのか、
とことん突き詰めていくべきだし、それは、やりがいのあることなんだと思いました。

おもしろいなと思ったのは、「ノートの活用」。
プリントを配るよりもノートを使って教えていく方が効果的とのこと。

MamiECでは、宿題ノートと学習ノートというふたつのノートを使っています。
が、どちらかというと「プリント派」なんですよねー。
本を読んでいて、色々アイデアもわいてきたので、ノートもどんどん活用していきたいと思います。

英検 オフィシャル教材があった・・・。

早いクラスではあと3か月ほどで英検の勉強に入るので、英検の教材を物色中。
英検と言えば旺文社かなと、旺文社の教材を買ってみたり、
名前が魅力的な(「ひとつひとつわかりやすく」)の学研の本を買ってみたりしていたのですが・・・、

なんとオフィシャル教材があった!
学校用でリスニング教材という、かゆいところに手が届いている教材(笑)。
英検4・5級レベルからあり、重要表現などもカバーしてくれているので、テストしながら語彙や文法確認もしていけますね。

リンクはこちらです。
http://www.eiken.or.jp/learning/school/stepup/
お値段も手ごろです(←これがいちばんうれしい)。

「アマゾンで検索」に頼りきっててはいけないな、と思いました・・・。
オフィシャル教材どんどん充実させてほしいですね。

フォニックス一覧表 アメリカ式

どうして今まで見つけられなかったんだろう・・・。
フォニックスについて簡潔にまとめた一覧表、Common Coreのサイトにありました!

次のpdfファイルの17p – 22pまで。

http://www.corestandards.org/assets/Appendix_A.pdf

“Reading Foundational Skills”としてフォニックスについて知りたかった情報が簡潔に紹介されています。

Reading Foundational Skills 「読む」ための基本的な技能として、あげられているのが次のみっつ
1. Phoneme-Grapheme Correspondences
2. Phonological Awareness
3. Orthography

1のPhoneme-Grapheme Correspondencesというのは、ジョリーフォニックスでいうレターサウンズです。
25個の子音、18の母音について典型的なつづり(Graphemeグラフィーム)をあげてくれています。

子音で面白いなと思ったのが、/wh/というphoneme(音素)。
参考の単語としてwhereが挙げられているのですが、どうやら、ウェアーでなくホエアーと発音する場合のhwという音のようです。

18の母音については、air ear ureやシュワ音(弱母音)は含まれていません。
アメリカ英語なので、orとawは別扱い。

2のPhonological Awarenessというのは音の認識一般をいうようです。

次のようなアクティビティが紹介されています。
1. The dog barks.といい、いくつ単語があるのか聞く。
2. Clock Dockと言って、同じ音で終わっていればYesという(ライム)。
3. Nice neat Nathanというような同じ音で始まる単語を言う(Alliteration)。
4. 音節を数える。
5. schoolを sch oolに分けていい、それを一個の単語にくっつける(OnsetとRimeの学習)。
6. milk mouth monsterと言い、mの発音をするときに口のどこの部分を使っているか聞く。
7. shipと言い、最初の音は何か聞く。
8. combと言い、最後の音は何かを聞く。
9. s ayと分けていい、くっつける。
10. noと言い、/n/ /oa/と分けてもらう。

なるほど、なアクティビティですね。

3のOrthographyというのは聞きなれない言葉ですが、「つづりの学問」というような感じのようです。

monographs(single letters 一文字一音)
digraphs(二文字一音)
silent letters(knowのkn writeのwrなど)
などは、このOrthographyという学習のカテゴリーに入るようです。

Common Core Standards、とっても勉強になり、宝箱みたいですね。
まだまだ読み込んでみたいと思っています!

学年別のおすすめ英語本

ひきつづき、アメリカのCommon Core Standards-教育スタンダード-を勉強中。
参考になるところを紹介しますね。

今回は、学年別のおすすめ英語本リストです。
こちらのpdfに載っています。
http://www.corestandards.org/assets/Appendix_B.pdf

まずは、ジャンル分け
1 Stories
2 Poetry
3 Read-Aloud Stories
4 Read-Aloud Poetry
5 Informational Texts
6 Read-Aloud Informational Texts

日本の国語でも、物語文や説明文などいろんなジャンルをまぜて教えていますが、一緒ですね。

それぞれのジャンルのトップに掲げられている本を紹介すると、
1 Stories
Little Bear

うちの図書にもおいています。
有名どころですね。

2 Poetry
As I Was Going To St.Ives.
こちらは、ナーサリーライムなので、youtubeで見ることができます。

3 Read-Aloud Stories
The Wonderful Wizard Of Oz
引用されていたのは、 W. W. Denslow氏がイラストを描いておられるもの。

4 Read-Aloud Poetry
The Fox’s Foray
Traditional balladというものらしいです。
テキストは、冒頭で紹介したpdfに載っていて、youtubeで語りを聞くことができます。

5 Informational Texts
A Tree Is a Plant

6 Read-Aloud Informational Texts
The Year at Maple Hill Farm

これがいちばん初級レベル。
正直なところ、日本の子どもを教えているものにとっては、ここまで引き上げるのが大変だな、とも思います。
でも、本のリストはとても参考になって、ありがたいですね。

42音後の取り組み Raz-kidsもおり交ぜて

春休みに読書カードの形式も一新。
「絶対読む本」の数を増やしました。
ジョリーフォニックスの42音の間はデコーダブルブックスを中心に、42音後は、デコーダブルブックスに加えて少しずつ、トリッキーワーズも多い「初心者向け絵本」に挑戦してもらいます。

オリジナルの教材で文法に加え語彙も管理することになったので、授業に応じた本を選びやすくなりました。
「初心者向け絵本」として、Raz-kidsをおり交ぜています。

正確には、Raz-Plusという、Raz-kidsとReading A-Zのふたつのサービスを利用しています。
(詳しくはこちら)

https://www.learninga-z.com/

Reading A-Zを契約すると本をプリントして生徒に渡すことができるので、とっても便利。
大量に印刷しないといけませんが・・・(笑)。

とにかく英語に触れる量を増やしてもらって、確実に力をつけてほしいと思っています。

Close Reading すごく深いものでした。

先日紹介したClose Reading。
あまり今まで気に留めていなかった言葉なんですが、引っかかりだすと色々なところで目に付くようになる。
MamiECで現在利用中のRaz-kidsを提供しているLearningA-Z内でもClose Reading Packsというのがありました。

https://www.readinga-z.com/comprehension/close-reading-packs/

こちらには、次のような説明が。

Close Reading Packs promote careful analysis of text while building the 21st Century skills of critical thinking, collaboration, and communication.
(意訳)21世紀に必要なスキル、クリティカルシンキング、コラボレーション、コミュニケーションを身に着けるためによい。

本を読む、そして、読み方を工夫することで21世紀に必要なスキルが身に着けられるのか。

と、Common Core のサイトに戻って調べてみると、

http://www.corestandards.org/ELA-Literacy/
(意訳)難しい本を読み、本の内容について確認しあうことによって、critical-thinking(批判的思考), problem-solving(問題解決), and analytical(分析) skillsが鍛えられる、ということのようです。
 
こちらのサイトの”Tips”というところをクリックすると、実際にどのように授業を行うのか、見ることができます。
https://www.readinga-z.com/comprehension/close-reading-packs/

Close Readingの逆はDistant Reading。
ネット時代になり、「ささっと読んでしまう」ことが多く、本としっかり向き合うことが求められているようです。

ということで、MamiECも英語の本を読むを中心に据えていきます。