今年のジョリーラーニング社のトレーナーズ会議では、参加者みんなで誓いを立ててきました。
「私は、ABCから教えません・・・。」
もちろん英語だったので、このとおり言ったわけではないのですが、エィ、ビィ、シィから教えませんという趣旨のことを胸に手をあてて、誓ってきました(笑)。
英語圏の子ども、または、発展途上国で自国語の教科書がなく、高等教育を英語で受けなくてはいけない子どもにとって、「読み書きができるかどうか」は、その後の人生の選択肢に大きな影響があります。
私はありがたいことに日本人で、日本語ができるだけで高等教育まで受けることができました。
けれども、例えばアフリカのある国では、小学校3年生からは英語で授業が行われます。
どれだけの子どもがちゃんとついていっているのか、それを考えると、可哀そうになりますよね。
それだけに、小学校の先生たちにとって、「子どもに読み書き能力をつけてあげる」というのは、大きな課題です。
ですので、なるべく多くの子どもたちが読み書きできるようになるためにどうすればいいのか、長い間研究されてきました。
そして、この問題に対する最新の答えが、「システマティック・シンセティック・フォニックス・プログラム」です。
このプログラムでは、ABCから教えません。
むしろAをエイ、Bをビィと覚えることは、読み書きをする上で、邪魔になるととらえます。
小学1年生の国語で、一番のつまづきポイントは、「は」「へ」「を」の使い方ではないでしょうか。
「は」を「は」の音をあらわすために使うのか、「わ」の音をあらわすために使うのか、それだけであれだけ大変なのに、
Bはビィーなのに、読み書きでは’b’という音になる、と言われても、小さな子どもたちにとっては大変なのでしょう。
ジョリーフォニックスの教え方は、英語はABCから学ぶのが当たり前、と思っている人からは、びっくりする方法かもしれません。
けれども、実は私たち日本人こそ、納得しやすい方法です。
なぜなら、システマティック・シンセティック・フォニックスで、最初に教えるレターサウンズ(音をあらわす文字、grapheme, codeとも言います)は、日本語における「ひらがな」とよく似ているからです。
と、活字で書いても、ジョリーフォニックス(システマティック・シンセティック・フォニックスプログラムの代表的なプログラム)の良さは、なかなか伝わりにくいのが、つらいところ・・・。
11月5日のこども英語教育研究大会では、サンプルレッスンをたくさん行い、参加者の皆さんに、ジョリーフォニックスを体感していただきたいと思っています。
50分しか持ち時間がありませんが、ジョリーフォニックスの楽しさと素晴らしさが伝わればと思っています。
いきなりトレーニングを受けるのは、ちょっと気が引けるけれど、とにかくどんなものか知りたいと考えている方、ぜひ、ご参加ください。
↓くわしくは、こちらのサイトへ。
http://kodomoeikyoken.com/
