Jolly Phonics / Jolly Grammarを工夫して使う。

Jolly PhonicsやJolly Grammarを教えていて思うのが、やはり「読み書きのためのプログラム」だなぁ、ということ。
MamiECの場合、英語の初心者にJolly Phonicsを使って英語を教えていっているのですが、42音のあとは、急に難しくなります。
たとえばTricky WordsやAlternative Spellings。
Tricky Wordsというのは、フォニックスの知識では読みにくい重要単語のことで、これらは覚えていかないといけないのですが、beやtoなど、文を利用して覚えないと、単語だけでは覚えにくいものも入っています。
Alternative Spellingsについては、eeのほかにeaというのも/i:/という音ですよ、というものなのですが、これについても、日本の子どもたちには、いっぱい例をあげて丁寧に教えていった方がいい。
そこで、私の場合、Tricky WordsやAlternative Spellingsについては、Jolly Phonicsの段階では教えず、Jolly Grammar1の段階で教えています。
この方法、私のオリジナルかと思っていたのですが、先日のロンドンの会議でチェコのトレーナーが同じ方法をとっているとおっしゃっていました。
日本の子どもに教えるときも、ある程度英語に親しんだ子どもに教えるときは、本来の教え方でも大丈夫だと思いますが、私のように英語初心者に教えているときは、Tricky WordsやAlternative Spellingsは、Jolly Grammar1を使う方が教えやすいと思います。

もうひとつ、Jolly Phonics / Jolly Grammarを使っていて、工夫した方がいいと思うのが、affirmative negative interrogative sentencesの練習。
肯定文、否定文、疑問文を作るというものです。
これは、まさに「文法的」なので、Jolly Grammarの段階でいいと思うのですが、私の場合は、Jolly Grammarに出てくる文をとりあげて、つぎのような文型を紹介するワークシートを作って補っています。
1. I am on a ship. (←Jolly Grammar 1のディクテーションで、出てくる文)
2. I am not on a ship.
3. Am I on a ship?
 Yes, you are.
 No, you are not.
これについても、先日のロンドンの会議でポーランドのトレーナーがaffirmative negative interrogativeのコンテンツを増やした方がいいという話をされていて、同じことを思っていたんだと、なんだか嬉しくなりました。

Jolly Learnig社は現在、Jolly TEFL(Teaching English as a Foreign Language)というのを開発中だそうです。
プレゼンを聞くところによると、プレフォニックス(フォニックス以前)が主な開発対象のようですが、どのようなプログラムになるのか・・・今後の状況を見守っていきたいと思っています。

英語を習い始める年齢について

英語をいつから習い始めればいいのか。
よく聞かれる質問です。

生徒を見ていると早くから習っているから上達しているかというと、そういうわけでもなく、やはり熱心な生徒がどんどん上達していきます。あたりまえですが・・・。

個人的には、英語を習い始めるのは、中学に入ってからでも十分大丈夫(というか、いつ始めても大丈夫)と思っているのですが、当教室のカリキュラムと現在の学校英語との関連を考えて、
「できれば小学校2,3年生から英語を習い始めてほしい」
に方針転換しました。

当教室では、大きく分けて次の3つのステップをとっています。
1.Jolly Phonicsで英語学習をはじめる。
 基本となる42音をしっかり学ぶ。
2.デコーダブルブックスを読む。
 フォニックスの知識を復習、強化するとともに、英語の文に慣れ、文法を先取り学習する。
3.Jolly Grammar1.2で文法を学ぶ。
 ひきつづきフォニックスの知識も強化しながら、品詞などの基礎文法を学ぶ。
なお、2の段階まではすべて日本語で授業を行いますが、Jolly Grammarの授業から授業における英語の割合を増やしています。
 基本は英語で授業を提供し、わからないところを日本語で補っていく方法です。

中学校になると、塾に通い始めたり、部活などもあり、英語教室に通いにくくなる子どもも多いです。
ですので、小学校のうちに、できれば1-3のステップをこなしてほしいと思っており、そうすると、3,4年はかかってしまいます。
そこで、今までは、小学校高学年でも大丈夫と言っていたのですが、「当教室のカリキュラムを考慮するなら」できれば小学校2、3年から始めてほしい・・・に方針変換することにしました。

来年4月の募集について、すでに申し込みをいただいております。
もしMamiECで学びたい、学ばせたいという方がいらっしゃいましたら、早めにお問い合わせください。

Cambridge Starters Movers Flyers

先週ロンドンで行われた会議では、外国語として英語を教えているトレーナーの方たちも多く参加されていました。
私の教室では、Jolly PhonicsやJolly Grammarをメインに教えているのですが、Jolly PhonicsやJolly Grammarと合わせて、ほかにどのようなコースブックを使っているのか、聞いてみました。
よく話に出ていたのは、Cambridge の Starters Movers Flyers
http://www.cambridgeenglish.org/exams/young-learners-english/

ジョリーフォニックスを使う前は、このプログラムを使っていたという人や、ジョリーフォニックスを教えた後はこのプログラムも併用しているという方がいらっしゃいました。

このCambridge Starters Movers Flyers、調べてみると英検相当なんですね。
日本語のページもちゃんとありました。
http://www.cambridgeenglish.org/jp/exams/young-learners-english/

日本でも四技能を高めるために検定試験を活用という話が出ていて、四技能試験情報サイトというのも作られています。
http://4skills.eiken.or.jp/qualification/comparison.html
けれども、どちらかというと英語がかなりできる方向きの試験が多いと思います。
初心者の段階から楽しんで受けることができる国際的な試験として、ケンブリッジ児童英検は今後注目株なのかなと思いました。

日本に帰ってきてから、いろいろ調べて、このCambridgeのStarters関連のテキストも導入したいと考えていたのですが、週に一回の授業だと、やはりどうしても時間が足らない。
そこで、CambridgeのStarters, Movers, Flyersも意識したJolly Phonics / Jolly Grammarの授業内容を提供する、ことに落ち着きました。
具体的には、
Jolly Grammar1以降は、できるだけ授業は英語で進める、
Jolly Grammarで行う色々なアクティビティを英語で指示し、英語で応答していってもらう、
という方法で、行っていきたいと思っています。

昨日のJolly Grammar1の授業は、早速、ほぼ英語のみで行いました。
英語で授業されるとわからないので嫌、という生徒も多いのですが、Jolly Grammar1まで来ると生徒ともかなり仲良くなっているので(笑)、「わからないところはちゃんとわからんって言うてよー。」ということで、できるだけ英語でやっていきたいと思います。

次のジョリーフォニックストレーニングは、8月9日山口です。

アナウンスが遅れましたが・・・。
山口県防府市で、次のとおりジョリーフォニックスのトレーニングを行います。

ジョリーフォニックストレーニング in 山口 Jolly Phonics Training in Yamaguchi
Date: 8月9日午前11:00-16:00
Location: Aspirante 防府市地域交流センター[アスピラート](JR防府駅天神口を出てすぐ)
1. Phonics?
2. Jolly Phonics — Systematic Synthetic Phonics Program
3. How to teach 42 letter sounds
4. Tricky words
5. Alternative letter sounds
6. Decodable books

こちらはESTEEM-Yamaguchiさま主催になります。
連絡先/お申込み/お問い合わせ先は次のとおりです。
防府市市民活動支援センター気付tel.0835(38)4422
または、
esteemiiyam13△gmail.com(ESTEEM-yam 清水さま) △を@に変えてください。

最近ジョリーフォニックス関連の問い合わせが増えてきて、嬉しいです。
ジョリーフォニックスについては、理屈よりもまずは体験していただくのがいちばんだと思っています。
ご希望の方、連絡くださいね。

ロンドンから戻ってきました。充実の三日間、ありがとうございました!

ロンドンの端っこGillWell Parkで行われたジョリーラーニング社の会議から戻ってきました。
今回で3回目の出席。
本当にいろいろ貴重な経験をさせていただきました。
関係の方々に感謝です。

会議の内容については、メーリングリストの方で詳しく報告させていただいたのですが、こちらのブログの方でも簡単に紹介させていただきます。

1. Pre-Conference Day 会議前日
午前中は、フォー・スワンズという小学校を見学させていただきました。
Receptionクラスのジョリーフォニックスの授業と、Year4のジョリーグラマーの授業を見学してきました。
印象的だったのはインターネットを活用されていたこと。
Googleの検索結果やYoutubeの動画をプロジェクターを使って、そのまま利用されていました。
午後は、ジョリーグラマーのインテンシヴトレーニング
Jolly Grammar 1-6の流れと、ジョリーグラマーの授業で使える楽しいアクティビティをたくさん教えていただきました。

2.会議1日目
代表クリスさんから挨拶があり、その後新製品の紹介、来年1月に発売されるジョリーグラマー6の紹介がありました。
そして、外国語として英語を学んでいる子どもたちに、どのようにジョリーフォニックスを教えるか、スペインのトレーナーによるデモがありました。
カンフーパンクチュエイションがすごくおもしろかった!
Youtubeにもあがっていますので、ご覧ください。

会議1日目の夜はGala Dinner。みなさん自分の国の衣装を着てこられるので、私は昔の先生スタイルということで、着物+袴を着て参加しました。
着物は大人気!ギャラディナーのあと、ホテルの部屋で着物試着会もさせていただきました(笑)。

3.会議2日目
南アメリカ、ナイジェリアなどのアフリカ諸国、パキスタンなどでのジョリーフォニックスの広まりについて報告がありました。
なかでもナイジェリアはすごくて、公立小学校にどんどん導入していっておられます。なんとトレーニングを受けた先生は2万人以上!ナイジェリアの副大統領がジョリーフォニックスを強く支持されているそうです。
詳しくは、こちらの組織のホームページをご覧ください。
http://universallearningsolutions.org/
http://universallearningsolutions.org/our-approach.html

余談。会議では、ナイジェリアの教育省の役人の方と席が近く、少しお話をしました。ジャイカの関係で日本に来られたことがあるらしく、これが好きなんだと、インスタントの豆腐の味噌汁を見せてくれてました。
なんだか嬉しかったので、ほかのトレーナーさんのお土産用に持って行った、ピカチュウのごほうびハンコを渡したのですが、今考えてみると、役人さんにピカチュウのはんこって、ちょっと失礼だったかな(笑)。

会議では、日本でのジョリーフォニックスの拡大に関して山下トレーナーの方からもプレゼンがありました。
つくばや貝塚での小学校でトライアルが行われていたこと、効果について論文も発表され、教育関係者の関心も高いことなどの報告がありました。
(次のリンク参照)
http://js-phonics.net/
http://kayokoyamashita.com/

ジョリーフォニックス、世界では確実に拡まっています。
ぜひ日本でも!

MamiEC–来週1週間はお休みをいただきます。

7月に入りました。はやいはやい。
来週は1週間ロンドン(の端っこ)に行って、Jolly Learning社のTrainers’ Conferenceに出席してきます。
会議前には、ジョリーフォニックスを使用している小学校も見学させていただき、またSaraさん(作者)自ら行ってくださるジョリーグラマーのトレーニングも受けていきます。

来週一週間は電話は受けることができませんので、何か連絡がある際は、メールをご利用ください。

MamiEC英語教室もお休みをいただき、
お勤めしている事務所もお休みをいただき、
家のことも家族に任せ、
みなさまにご協力していただいて行ってきますので、
いっぱいJolly Phonics/Jolly Grammarにまつわる色んなことを吸収してきますね。

来年度の生徒募集について

トップページ(↓)にも書かせていただきましたが、来年4月は低学年クラス(2,3年生)のみ募集の予定です。
http://www.mamiec.com/

最近問い合わせが多いので、こちらに多い質問とその解答について紹介させていただきますね。

Q:今年はもう募集しませんか。
A:今年度(来年3月まで)については、募集の予定はありません。

Q:来年4月は低学年クラスのみなのでしょうか。
A:今のところ新規生徒向けの枠はひと枠のみの予定で、低学年クラスのみ募集する予定です。
当教室ではJolly Phonics, Jolly Grammarを教材として使用していますが、小学校のうちに、できればJolly Grammar2の半ばまで教えることができたらという野望を持っています。
そのためには、3~4年は必要ですので、来年度は低学年のみ募集する予定です。

Q:高学年から習わせたいと思っていましたが、来年度のように高学年の募集が無い場合もあるのでしょうか。
A:ありえます。新規枠が確保できない場合は、低学年クラスのみの募集になることもあります。

Q:今ほかの英語教室で習っているのですが、現在開講中のクラスに途中入会できないでしょうか。
A:MamiECではJolly Phonics、特に42のレターサウンズは、基礎の基礎として、いちばん最初に丁寧に教えて行っています。この段階をスキップしての受講は難しいと考えています。次期開講まで待っていただけますでしょうか。

フォニックスやジョリーフォニックスについて、関心が高まっているのでしょうか。今年度は、新規入会についての問い合わせも多く、MamiEC英語教室をどうしていくか・・・、拡大していくのか、今のままこじんまりした英語教室でいくのか、色々考えさせられました。
わたしは、いろんな意味で「小さいこと」にこだわっていきたいと思っています。
ただ、やはり年に一回は新規募集もしていきたいので、現在通ってくれている生徒さんの都合をききつつ、カリキュラムやクラス編成を工夫し、新規募集枠を確保していけたらと思っています。

秋。Jolly Phonics / Jolly Grammar Intensive Trainingやります。

リクエストを頂いていたものの、なかなか決心がつかなかったのですが、日曜日のJG2トレーニングの反応も良かったし、がんばってやってみることにしました。
ジョリーフォニックス、ジョリーグラマー1、ジョリーグラマー2、この三つのプログラムを二日間でみっちり学べる集中コースを行います。

Jolly Phonics & Jolly Grammar 1,2 Intensive Training in Osaka
Date: 9月20日、21日
Location: クレオ大阪西
http://www.creo-osaka.or.jp/west/access.html
(1)20th AM10:00 – PM4:00 Jolly Phonics Training
(2)21st AM10:00 – PM2:00 Jolly Grammar 1 Training
(3)21st PM2:30 – PM 6:30 Jolly Grammar 2 Training

二日目のスケジュールがタイトなのですが、お急ぎバージョンでお送りします。

昨日の授業で生徒が素朴に、
「センセー、なんでここの授業と学校の英語の授業って全然違うのー?」
と聞いてきました。
いや、不意打ちで根本的なところを突かれてしまいました・・・(笑)。
今の日本の英語の教え方とは全然違うけれど、イギリスなど海外の幼稚園/小学校でのスタンダードな読み書きのためのプログラムです。そして日本でももっと普及してほしいと切に願っています!

英語を教えている方向けのトレーニングですが、アクティビティいっぱいでお送りしておりますので、英語の勉強を少し根本から見直したいな、と考えている方にもおすすめです。
ぜひ多数ご参加ください。

http://www.mamiec.com/contactus/


6/26 追加
さっそく問い合わせいただきありがとうございます。
ジョリーフォニックスのみ、ジョリーグラマーのみの個別受講も可能です。
チラシも作成しましたので、次のページをご覧ください。
http://www.mamiec.com/jolly-phonics/#teach

Jolly Phonicsを学べる教室リスト 少しずつですが充実させていきます。

日曜日のトレーニングでは、既にジョリーフォニックスで英語を教えている方にも参加していただきました。ジョリーフォニックスを学べる教室(下記リンク)を見て、申し込まれた方もいらっしゃるそうです。
リストが役に立っているようで、嬉しいです。

http://www.mamiec.com/jolly-phonics/#learn

ジョリーフォニックスについては、
1) 小さい子どもに習わせたい。
という方が多いのですが、
中には、
2) 中学生だが英語でつまづいてしまっているので、ジョリーフォニックスでなんとかしたい。
という方もいらっしゃいます。
そして、2)の方がより切実に、真剣に、ジョリーフォニックスを学べる教室を探されています。

私が自分で主催しているトレーニングの場合は、ひきつづき、ジョリーフォニックスを学べる教室のリスト充実のための声掛けをしていきたいと思っています。
今回もトレーニング後、少し情報が増えていますので、ジョリーフォニックスを学びたいなと思っている方は、ぜひ活用してください。

Jolly Grammar2 Training ご参加ありがとうございました。

昨日は、大阪にて、ジョリーグラマー2のトレーニングを行ってきました。
時間が足らなくなるかもと、前半飛ばし過ぎましたが、後半は、じっくり取り組むことができ、トレーニング後もいろいろお話できてよかったです。

参加者の方の感想を少し紹介します。

昨日のトレーニングの場では、「難しい!」というのが感想でしたが、
フィードバック用紙をみせていただくと、

「プログラム自体が楽しいので、子どもたちが中学生までに、ここまでマスターするといいなと思います。
とてもわかり易くおしえていただいて、嬉しかったです。
参加して良かったです。」

「Handbookを見ただけでは、教材の意図や素晴らしさがわからなかった点がクリアになりました。
JGを教えるハードルが少し下がりました。」

などの嬉しい感想もいただきました。

MamiECにジョリーグラマーを導入するにあたっては、私自身もかなり勇気がいりましたし、教えるにあたって、相当、下準備もしています。
色々悩み、工夫を凝らしながらもジョリーグラマーを全面導入したのは、やはりすごく良い教材だから。
特に、ジョリーフォニックスで英語を習い始めた生徒に、そのままジョリーフォニックスの知識を活かしながら、文法の力をつけていってもらうには、最適のプログラムだと思ったのです。
ジョリーグラマー自体導入するのは難しいかな、と思われた方も、その思想や、教え方については参考になるところが多かったと思います。
ぜひ、普段の授業にも活かしていただければと思います。

(余談)
トレーニングをする際は、いつも、どっさり荷物を詰め込んだスーツケースをごろごろ運んでおります。
昨日はThesaurus, Rhyming Dictionaryなども持って行ったので、最大級の重さでした・・・。
帰りの坂道、つらかった・・・。