私がJolly Phonicsを教え始めるにあたって、苦労したのは、デコーダブルブックス探し。
日本ではまだまだデコーダブルブックスという分類が確立されていなくて、またジョリーフォニックスの体系に合ったデコーダブルブックスを探すのは大変でした。
結局Oxford University PressのSongbirdsシリーズをメインとして使っているのですが、このOxford University Pressは、先日紹介したDebbie Hepplewhiteさんとフォニックスプログラムを提供されています。
https://global.oup.com/education/content/primary/series/oxford-reading-tree/floppys-phonics-sounds-and-letters/
このDebbieさんのフォニックスプログラムが、どのようなプログラムなのか、
http://www.phonicsinternational.com/
のin a nutshellというPDFファイルに、まとめられています。
http://www.phonicsinternational.com/Brief_overview_of_Phonics_International_in_a_nutshell.pdf
ジョリーフォニックスと同じくSystematic Synthetic Phonicsプログラムのひとつになります。
ジョリーフォニックスにも5つの基本スキルというのがあるのですが、このプログラムにおいても最初に基本セオリーがあげられていて、参考になります。
勝手にまるごと訳して紹介してはいけないだろうから、ジョリーフォニックスとの比較で感想を述べると、
1.デコードを最初のスキルに持ってきている。
2.音の調整が必要なこともスキルに持ってきている。
ことが、なるほど、と思いました。
ジョリーフォニックスでは「ブレンディング」と言って、たとえば、d-o-gをひとつずつ発音した後くっつける、というのをするのですが、ダイグラフ(2文字で一音)が入ってからは、どのように単語を区切るか自体が難しくなります。
例えば、crayonだと、ローマ字頭の日本人の場合cra-yonって分けたくなりますが、c- r- ay- o- nと分けてくっつけないといけない。
どう分けるかは、ダイグラフをたくさん含むほど難しくなるので、区分けを意識することもとても大事だと思っています。
また、音の調整についても、例えば、2音節ある場合に、アクセントのない音節の母音は弱母音になることが多い(シュワサウンド)ので、どうしても音から綴りを書くのが難しくなる。
これについては、Jolly Phonicsでは、Jolly Grammar4で徹底的に学ぶのですが(驚きのシュワの連続です(笑))、最初からスキルに持ってきているのがおもしろいと思いました。
いろいろなフォニックスプログラムを知ることは、Jolly Phonicsを教えるうえでも、色々な「気づき」につながり、よいですね。
ただ、うちのように、生徒が何年も通ってくれるような英語教室になると、フォニックス後も体系的に整っている、しかも文法も学習できるJolly Phonicsプログラムはとってもありがたい。ジョリーフォニックス・ジョリーグラマーを基本に、提供する内容を発展させていきたいと思っています。
