12月21日の中央教育審議会答申、文部科学省のホームページでも確認できるようになりました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1380731.htm
こちらが、答申概要。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2016/12/27/1380902_1.pdf
注目したのは、「現状と課題」と、「教科等の目標や内容」の整理のところです。
(出展:文部科学省ホームページ(アドレスは上記記載のとおり))
「子供を取り巻く情報環境が変化する中で、視覚的な情報と言葉との結びつきが希薄になり、知覚した情報の意味を吟味したり、文章の構成や内容を的確に捉えたりしながら読み解くことが少なくなっていること、教科書の文章を読み解けていないとの調査結果があることなど、読解力に関する課題等も指摘されている。」
「 豊かな心や人間性を育んでいく観点からは、子供たちが様々な体験活動を通じて、生命の有限性や自然の大切さ、自分の価値を認識しつつ他者と協働することの重要性などを、実感し理解できるようにする機会や、文化芸術を体験して感性を高めたりする機会が限られているとの指摘もある。」
じっくり本を読む、そしてその本の内容について話し合う、
色んな人と出会い、色んな体験をすることにより、自分を知っていく、
英語教師としての立場でも、親としての立場でも、考えさせられる課題でした。
「教科等の目標や内容の」の整理については、次のとおりの記載となっています。
(出展:文部科学省ホームページ(アドレスは上記記載のとおり))
「教科等の目標や内容を以下の三つの柱に基づき再整理することが必要」
(1)「何を理解しているか、何ができるか(生きて働く「知識・技能」の習得) 」
(2)「理解していること・できることをどう使うか(未知の状況にも対応できる「思考力・判断力・ 表現力等」の育成)」
(3)「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(学びを人生や社会に生かそうとす る「学びに向かう力・人間性等」の涵養) 」
こちらに至っては、学校教育にとどまらず、人生においての課題、ですよね。
-私には何ができるのか。
-自分自身をどのように役立てていけばいいのか。
-どのように社会と関わっていき、よりよい人生を送るのか。
ということと同じですもんね。
さて、小学校英語がどうなるかについては、概要ではなく、答申自体を確認していきましょう。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/__icsFiles/afieldfile/2016/12/27/1380731_00.pdf
上記答申の198ページ
「②教育内容の改善・充実
ⅰ)小学校の外国語教育における改善・充実
○ これまでの成果と課題を踏まえて、中学年から「聞くこと」及び「話すこと」を中心とした外国語活動を通じて外国語に慣れ親しみ、外国語学習への動機付けを高めた上で、高学年から発達段階に応じて段階的に「読むこと」「書くこと」を加え、総合的・系統的に扱う学習を行うことが求められる。その際、これまでの課題に対応するため、新たに ㋐アルファベットの文字や単語などの認識、㋑国語と英語の音声の違いやそれぞれの特徴への気付き、㋒語順の違いなど文構造への気付きなど、言語能力向上の観点から言葉の仕組みの理解などを促す指導を教科として行うために必要な時間を確保することが必要である。
○ このような方向性を目指し、小学校高学年において、「聞くこと」「話すこと」の活動に加え、「読むこと」「書くこと」を含めた言語活動を展開し、定着を図り、教科として系統的な指導を行うためには、年間70単位時間程度の時数が必要である。また、中学年における外国語活動については、従来の外国語活動と同様に年間35単位時間程度の時数が必要である。」
実際どのような内容の授業を行うことになるかについては、次の別添資料に詳しく載っています。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2016/12/27/1380902_3_3.pdf
pdfの10ページ目。
75ページと書いてある部分からです。
現行の中1くらいの内容が、5,6年生で学ぶことになる、と捉えていいのではないでしょうか。
同83ページには、スケジュールが記載されています。
来年度中に教科書が作成され、再来年度が検定。
早いところでは、再来年度から先行実施となるようです。
英語教育、間違いなく充実していきます。民間の私たちも、目指すところは同じです。
頑張らなくては。
さて、本年のブログ投稿は、これでラストとなる予定です。
来年もこれまで通り、ちょっぴりマニアック路線で行く予定です(笑)。
良いお年をお迎えください。